地域が地域を物語る
粟井、杣(そま)のみち。かつて岡山市の自然公園計画のあったその場所に、波田善夫先生(岡山理科大学名誉教授/前学長、植物生態学)、松畑煕一先生(岡山大学名誉教授/元副学長、地域学)を講師にお迎し、午前中にフィールドワーク、午後には座学を実施しました。
大井地区の有志メンバーは、先生方の言葉を通して、あらためてじっくり地域の自然と向かいあう時間を過ごしました。20代が2名、午前中のフィールドワークには高校生4名の参加もあり、世代を越えた交流の場にもなりました。
第4回勉強会(最終回)は3月に土砂災害編を実施予定です。
9:00〜12:10 フィールドワーク(粟井、杣のみち)
参加者:20名
講師
- 講師:植物生態学、岡山理科大学名誉教授/前学長 波田善夫さん
- ゲスト講師:岡山大学名誉教授/前中国学園大学学長 松畑煕一さん
- ゲスト講師:岡山野生生物調査会 吉鷹一郎さん
- ゲスト講師:岡山の自然を守る会 友延栄一さん
13:30〜16:15 講義・意見交換(福祉交流プラザ大井 大会議室)
参加者:20名
講義
- 基調講演:「山の緑は自然災害を防止できるか?」
岡山理科大学名誉教授/前学長 波田善夫さん - 地域解説:「鬼ノ城山塊の植林・砂防工事=熊沢蕃山〜宇野圓三郎〜関家」
郷土史研究家 柏野忍さん
意見交換・質疑応答
- コメンテーター:
岡山の自然を守る会 友延栄一さん
岡山野生生物調査会 吉鷹一郎さん
総括:「楕円思考〜文明と野生」岡山大学名誉教授/前中国学園大学学長 松畑煕一さん
主催:大井地区連合町内会、つるつる会
後援:岡山福祉交流プラザ大井、岡山市立足守公民館
助成:公益財団法人 福武教育文化振興財団